野口建設工業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用で最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
目次
今回は、「新幹線工事ってどんなことをしているの?」「どんな人たちが関わっているの?」という素朴な疑問に、現場目線でお答えしていきます!
新幹線の工事と聞くと、「線路をつくるのかな?」というイメージが強いかもしれません。
でも実際には、それ以前の地盤改良・橋脚・高架・トンネル・軌道敷設・信号通信工事など、多岐にわたる工程があるんです。
特に新幹線の工事は、一般的な鉄道よりも厳しい基準が求められます。
1ミリのズレが許されない高精度な軌道設置
地震や風圧を想定した強固な構造物の構築
周囲の環境や景観への配慮
など、まさに「国家プロジェクトレベル」の重責と技術が必要な工事なんです。
では、実際の新幹線工事はどんな流れで進んでいくのでしょうか?
大まかに分けると、以下のようなステップがあります。
まずは地形や地質を詳しく調査し、地盤の強度、地下水、既存インフラとの干渉などを調べます。それを元に、橋梁にするのか、トンネルを掘るのかといったルートの設計を決定します。
線路を通す地盤を整えたり、高架橋を作ったり、必要に応じてトンネルを掘ったりと、線路を支える構造物を作っていきます。ダイナミックでスケールの大きい作業が続きます!
新幹線の“命”とも言えるレールの敷設。わずかなゆがみも許されないため、レーザーやGPSなどの最新技術を駆使して、ミリ単位の精度で軌道を設置していきます。
電車が安全に走るための「電力供給」や「信号設備」「通信ネットワーク」も重要な要素。これらの整備があってこそ、新幹線は秒単位のダイヤで動けるのです。
すべての設備が完成したら、実際に試運転を行い、安全性や快適性を最終チェック。異常がないことを確認して、ようやく開業となります。
新幹線工事の現場は、場所によっては山奥だったり、市街地だったり、地下だったりとさまざま。
また、列車の運行を止められない区間では、深夜の数時間だけが作業時間ということもあります。
体力的にもきつい現場ではありますが、「あの区間、自分たちがつくったんだ」と思える瞬間の喜びは、何にも代えがたいものです。
多くの人の移動と経済を支えている――そう実感できる仕事です。
スケールの大きさ:何百メートルも続く橋やトンネルをつくる醍醐味
社会への貢献度:インフラ整備という、地域や国の未来を支える役割
チームの連携:各分野のプロが協力してひとつのゴールに向かう達成感
この仕事に「誇り」を持つ人が多いのも納得です。
新幹線工事は、表に出にくい仕事ですが、日本の交通インフラを根本から支える、とても重要な分野です。
私たちは、ただ構造物を作るのではなく、未来につながる“道”をつくっているという意識で、ひとつひとつの現場に取り組んでいます。
これからも、このブログでは現場の様子や裏側、働く人たちの声などを発信していきますので、ぜひお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
目次
こんにちは!当社ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「高速道路橋脚工事」について、皆さんにわかりやすくご紹介していきます。
高速道路を利用するとき、どんな場所でも安全にスイスイと走れているのは、実は目に見えない多くの技術と工事が支えているからなんです。その中でも「橋脚(きょうきゃく)」というのは、高架橋や橋梁の“足元”を支える、まさに縁の下の力持ち。地味だけど、なくてはならない存在なんです。
橋脚とは簡単に言えば、橋を支える柱の部分。
山間部や川をまたぐ場所、あるいは都市部の高架などで橋を支えているあの太くて大きな柱、あれが橋脚です。
この橋脚があるからこそ、私たちは地形に関係なく道路を直線的につなぎ、時間やエネルギーを節約できるのです。
では実際に、橋脚工事ってどんなことをしているのでしょうか?
フレンドリーに、わかりやすく流れを追ってみましょう。
まずは、橋脚を建てるための地盤調査からスタート。
その土地の地盤がどれくらい固いか、地下水はどの深さかなどをしっかり確認します。この調査結果を元に、安全な構造設計を行い、必要な材料や工法を決めていきます。
橋脚の基礎を支えるのが「杭」と呼ばれる縦の支柱です。
杭を地中深くまで打ち込むことで、地震や車の振動、風圧にも耐えられる安定した基礎を作ります。これがとにかく大事な工程で、**橋脚工事の“土台の土台”**とも言える部分です。
次に、橋脚本体の柱部分を作るために鉄筋を組み立てていきます。まるでジャングルジムのような骨組みですが、この中にコンクリートを流し込むことで、強固な構造ができあがります。
型枠と呼ばれる“枠”を外側に設置することで、橋脚の形もキレイに整います。
コンクリートを一気に打設(流し込む作業)し、しっかりと固まるまで数日〜数週間かけて「養生(ようじょう)」します。天気や気温によっても硬化の進み方が変わるので、細かなチェックが欠かせません。
橋脚工事は重機作業も多く、周囲への安全配慮がとても大切です。
特に高速道路付近や交通量の多い場所では、夜間工事や通行止めの調整もありますし、作業員の安全確保や近隣への騒音対策など、いろいろな配慮をしながら作業を進めています。
橋脚は完成すると、コンクリートの柱としてそこにずっと立ち続ける存在になります。
誰かに褒められることも少ないかもしれませんが、その柱が**人の移動や物流を支え、地域と地域をつなぐ「未来の道路の一部」**になっているのです。
私たちの仕事は、見た目以上に責任が重く、でもやりがいも大きい仕事です。
もし道路や橋を見る機会があれば、ぜひその“足元”にも注目してみてくださいね!
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皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
~一人前までの道のりに~
ということで、ゼロから総合建築のプロとして信頼される人材になるまでの段階を具体的に解説します。
建築の現場には、図面だけでは語りきれない“リアル”があります。総合建築業では、設計・施工・工程管理・安全管理など、あらゆる分野が絡み合うため、一人前になるまでの道のりは長く、奥深いものです。
目次
入社直後は、現場の空気を体で覚える時期。専門用語や職人の動き、資材の名前すらわからないことが多く、戸惑いの連続です。
「聞く力」と「メモを取る習慣」を徹底
現場の段取り・安全意識を体で覚える
職人や先輩との信頼関係づくりを意識
焦らず、“基礎体力”を蓄えることが大切です。
ある程度現場に慣れてくると、小規模な工程や部材管理などを任されるようになります。
材料発注や職人手配の段取り
工期・品質・コストを意識した“段取り力”
問題発生時の初動対応力と報連相の重要性
この時期に**“判断の責任”を経験することが大きな成長のカギ**になります。
中堅ポジションとして、現場を回しながら若手の指導も担う立場になってきます。
発注者や設計事務所、行政など外部対応が増える
「言われたことをやる」から「提案・改善」へ
トラブルを未然に防ぐ「予測力」と「準備力」
このステージで**“人とプロジェクトを動かす”経験**を重ねることが一人前への土台となります。
複数の工程を束ねる現場代理人・主任技術者として本格的にプロジェクトを担います。
多職種と調整しながら工程全体を統括
安全・品質・原価の全責任を背負う覚悟
技術と人間力を融合させた“リーダーシップ”
一人前と呼ばれるためには、この段階で**「任せても大丈夫」と思われる信頼の蓄積**が欠かせません。
現場経験と並行して、資格取得も欠かせません。
2級建築施工管理技士 → 1級建築施工管理技士
建築士(2級・1級)
安全衛生責任者講習、BIM技術習得 など
資格は、「責任を持てる人間」としての証明であり、次のキャリアの扉を開く鍵になります。
総合建築業における一人前とは、単に技術があるだけでなく、
信頼される人間性
問題を未然に防ぐ先読み力
チーム全体を巻き込む調整力
を持ち合わせた人材のことです。そして何より、**「最後までやりきる責任感」**が一人前の証です。
建築は、一つの建物が完成するまでに何十人もの人が関わり、何千の工程を経て形になります。だからこそ、その全体を把握し、導く力を持つ人材は貴重です。
焦らず、着実に。経験は必ず力になります。あなたの歩みが、次の街をつくる柱となるでしょう。
皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
~総合建築って?~
ということで、総合建築の持つ役割と重要性、そして時代に求められる理由を深く掘り下げてご紹介します。
建物を建てる仕事と聞くと、まず「設計」や「施工」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、総合建築業の真価はその“全工程にわたる統合力”にあります。総合建築とは、単なる建築作業の集合体ではなく、企画から設計・施工・管理・アフターまでを一貫して担う総合力の象徴です。
目次
総合建築とは、以下のような建築プロセス全体を一手に担う業態を指します:
建築企画・コンサルティング
設計(意匠・構造・設備)
施工(新築・改修・耐震補強)
現場管理・工程調整
アフターメンテナンス・リノベーション
つまり、一つの建築物が形になるまでの「すべて」を一貫して管理・実行できる体制が整っているのが「総合建築業」の特徴です。
設計者、現場監督、職人、材料業者、行政…建築には多くのステークホルダーが関わります。総合建築業はその全体を把握し、時間・予算・品質・安全のバランスを最適化します。
窓口が一本化されているため、施主の希望がブレずに反映されやすく、要望のすり合わせやトラブル防止にもつながります。
省エネ・ZEB対応
BCP建築(災害時対応施設)
複合用途ビル・スマートシティ対応 など
こうした新しい建築ニーズにも、複数部門が連携して柔軟に対応できるのが総合建築業の強みです。
街を作る、未来を形にする。それが建築の本質であり、総合建築業はそれを大規模かつ持続可能な形で支える存在です。
公共施設、学校、病院など、地域のインフラ整備に関与
地元企業・職人の雇用創出、地域資源の活用
脱炭素建築(木造化、再生エネルギー設計など)
地震や水害に強い建物づくりで地域の安全性を支える
一つの現場を動かすには、多様な専門家の力が必要です。現代の総合建築業には、以下のような多様な人材が活躍しています:
一級建築士・構造設計者・設備設計士
建築施工管理技士・安全衛生管理者
建築積算士・建築DX推進担当
地域調整・まちづくりプランナー など
それぞれの力をまとめ、ひとつの「建築」を成功へ導くのが総合建築の現場です。
人口減少、高齢化、気候変動、都市の再生…。これからの日本社会において、建築に求められる役割は増すばかりです。
総合建築業は、単なる建物の建設を超え、都市や地域、未来をデザインする立場として、より一層の創造性と責任を担っていくでしょう。
総合建築業は、設計者でもあり、現場監督でもあり、プロデューサーでもあり、マネージャーでもあります。そして何より、「建築を通して人の暮らしをよりよくしたい」と願う総合力の結集です。
これからの建築に求められるのは、ただ「造る」だけでなく、「考え、つなぎ、守る」こと。その真価を発揮できるのが、総合建築業という存在なのです。
皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
~ヒアリング(外構編)~
ということで、エクステリア業界におけるヒアリングの重要性と、その具体的な進め方について深く解説します。
エクステリア工事は、単なる外回りの施工ではなく、住まい手のライフスタイルや価値観を形にする仕事です。そのため、工事前の「ヒアリング=要望確認」が成功のカギを握ります。
目次
最初の段階でしっかり話を聞くことで、「この業者は親身になってくれる」と感じてもらえる
後々のトラブルやクレームを防止するための土台にもなる
表面的な要望(「ウッドデッキがほしい」など)の裏にある「目的」(子どもと遊びたい、洗濯物を干したい)を引き出すことで、より的確な提案が可能
要望を具体化することで、不要な提案や無駄な工事を避けられる
適切な素材・施工法・工期の見極めに直結
項目 | 具体的な質問例 |
---|---|
使用目的 | 「どういった場面で使いたいですか?」 |
予算感 | 「おおよそのご予算はお決まりですか?」 |
好みのテイスト | 「ナチュラル系?モダン系?どんな雰囲気が好きですか?」 |
現在のお困りごと | 「日々の生活で不便に感じるところは?」 |
家族構成・ライフスタイル | 「小さなお子さんやペットはいらっしゃいますか?」 |
実際に現場を見ながら会話することで、リアルな課題やアイデアが浮かびやすくなる
カタログ、施工事例写真、パース図などを使って、イメージを視覚化することで伝わりやすく
初回はざっくり希望を聞き、2回目で図面や概算見積を提示したうえで再確認を行うのが理想
ヒアリングシートや打ち合わせ記録を使って、お客様と合意形成を可視化
「思っていたのと違う」という完成後の不満
追加工事や設計変更によるコスト・スケジュールのズレ
お客様との信頼関係の崩壊
抽象的な要望は具体的なプランに落とし込む
優先順位を一緒に整理する(例:「防犯>見た目>費用」など)
長期視点(将来の使い方、メンテナンス)での提案も忘れずに
エクステリア工事は「お客様の想いをカタチにする仕事」です。
そのスタート地点となるヒアリングをおろそかにすると、どんなに技術力があっても満足度は得られません。
丁寧なヒアリング=信頼と満足の起点であることを肝に銘じ、日々の打ち合わせに臨みましょう。
皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
~デザイン図面(外構編)~
ということで、外構工事におけるデザイン図面の役割や、その重要性について深く解説します♪
家づくりにおいて「外構(エクステリア)」は、見た目の印象だけでなく、暮らしの快適さや防犯性、資産価値にも大きく影響します。その外構工事を成功させるために欠かせないのが「デザイン図面」です。
目次
デザイン図面とは、敷地の形状・建物の配置・外構部材(門柱、塀、カーポート、植栽など)を視覚的に配置・設計した図面のことです。
平面図、立面図、パース(3D図)などがあり、工事前に完成イメージを明確にするために作成されます。
お客様と施工業者との間で「イメージのずれ」を防止
色、素材、配置、動線など細かい部分まで事前に確認できる
図面があることで、使う材料や面積が正確に算出可能
不必要な追加工事や費用の発生を防ぐ
現場作業員が図面に基づいて作業するため、寸法やレベルのズレを防止
地中配管や境界線の取り扱いも明確になる
市街化調整区域や景観条例などの制限地域では、事前の審査対応に図面が必要
カーポートや塀の高さによっては建築確認対象となる場合もある
図面の種類 | 内容 | 使用タイミング |
---|---|---|
平面図 | 敷地全体のレイアウト、寸法、部材配置 | 初期提案・打合せ時 |
立面図 | 高さや勾配、塀や門柱の見た目 | 高さ確認、役所申請時 |
パース(3D) | 完成後のリアルなイメージを表現 | 顧客へのプレゼンテーション時 |
詳細図 | 縁石・階段・土間・配管などの詳細な断面・構造図 | 施工直前、現場用図面 |
「思っていたのと違う」などのクレーム発生
必要資材の不足や工期延長
境界越境や法規違反によるやり直し
後戻りできない仕上げ後の修正が高額になる
専門の外構設計ソフト(RIKCAD、O7CAD、Jw_cadなど)
建築設計事務所や外構業者が作成代行
最近では3Dビジュアル提案も標準化
家との調和(色・素材)
機能性(動線・使いやすさ)
将来的な変更(植栽の成長・車両の入れ替え)
外構工事における「デザイン図面」は、単なる設計書ではなく、お客様との信頼関係を築くツールであり、スムーズな工事進行を実現する鍵です。
図面の有無が、完成後の満足度を大きく左右することを忘れてはなりません。