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皆さんこんにちは!
野口建設工業株式会社、更新担当の中西です。
今回は、
こんにちは!当社ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「高速道路橋脚工事」について、皆さんにわかりやすくご紹介していきます。
高速道路を利用するとき、どんな場所でも安全にスイスイと走れているのは、実は目に見えない多くの技術と工事が支えているからなんです。その中でも「橋脚(きょうきゃく)」というのは、高架橋や橋梁の“足元”を支える、まさに縁の下の力持ち。地味だけど、なくてはならない存在なんです。
橋脚とは簡単に言えば、橋を支える柱の部分。
山間部や川をまたぐ場所、あるいは都市部の高架などで橋を支えているあの太くて大きな柱、あれが橋脚です。
この橋脚があるからこそ、私たちは地形に関係なく道路を直線的につなぎ、時間やエネルギーを節約できるのです。
では実際に、橋脚工事ってどんなことをしているのでしょうか?
フレンドリーに、わかりやすく流れを追ってみましょう。
まずは、橋脚を建てるための地盤調査からスタート。
その土地の地盤がどれくらい固いか、地下水はどの深さかなどをしっかり確認します。この調査結果を元に、安全な構造設計を行い、必要な材料や工法を決めていきます。
橋脚の基礎を支えるのが「杭」と呼ばれる縦の支柱です。
杭を地中深くまで打ち込むことで、地震や車の振動、風圧にも耐えられる安定した基礎を作ります。これがとにかく大事な工程で、**橋脚工事の“土台の土台”**とも言える部分です。
次に、橋脚本体の柱部分を作るために鉄筋を組み立てていきます。まるでジャングルジムのような骨組みですが、この中にコンクリートを流し込むことで、強固な構造ができあがります。
型枠と呼ばれる“枠”を外側に設置することで、橋脚の形もキレイに整います。
コンクリートを一気に打設(流し込む作業)し、しっかりと固まるまで数日〜数週間かけて「養生(ようじょう)」します。天気や気温によっても硬化の進み方が変わるので、細かなチェックが欠かせません。
橋脚工事は重機作業も多く、周囲への安全配慮がとても大切です。
特に高速道路付近や交通量の多い場所では、夜間工事や通行止めの調整もありますし、作業員の安全確保や近隣への騒音対策など、いろいろな配慮をしながら作業を進めています。
橋脚は完成すると、コンクリートの柱としてそこにずっと立ち続ける存在になります。
誰かに褒められることも少ないかもしれませんが、その柱が**人の移動や物流を支え、地域と地域をつなぐ「未来の道路の一部」**になっているのです。
私たちの仕事は、見た目以上に責任が重く、でもやりがいも大きい仕事です。
もし道路や橋を見る機会があれば、ぜひその“足元”にも注目してみてくださいね!
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